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気象予報士

資格区分 国家資格
受験資格 制限なし
試験日

【平成23年度】
-第1回(通算第36回)- 
試験日:8月28日 
申請受付:6月20日〜7月8日 
合格発表:10月7日

-第2回(通算第37回)- 
試験日:平成24年1月29日 
申請受付:11月14日〜12月2日 
合格発表:3月9日

試験会場 北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県
試験科目

-学科試験-
・予報業務に関する一般知識
・予報業務に関する専門知識

-実技試験-
・気象概況及び変動の把握
・局地的な気象の予報
・台風等緊急時における対応

受験料 11400円
問い合わせ先 気象業務支援センター
気象予報士
合格体験記
不合格体験記
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気象予報士詳細
資格情報

気象予報士試験は気象の予想を適確に行う為に必要な能力があるかを認定する試験。
気象予報士の資格を取得すれば、予報業務における現象の予想に関する専門家として、予報業務許可事業者において、現象の予想を担当することが認められます。

ちなみに、お天気キャスターになるためには気象予報士の資格は必要ありません。
気象の予報業務を行う為には気象予報士の資格が必要ですが、お天気キャスターのように天気の解説だけならば資格は必要ありません。

難易度は?

気象予報士試験には学科試験と実技試験があります。
学科試験は、予報業務に関する一般知識と予報業務に関する専門知識があり、原則として5つの選択肢から1つを選択する多肢選択式。
実技試験は、文章や図表で解答する記述式で行われます。

気象予報士試験の合格率は例年5%前後。
【気象予報士試験の合格率】
  受験者 合格者 合格率
第35回(2011年1月) 4330人 244人 5.6%
第34回(2010年8月) 4787人 298人 6.2%
第33回(2010年1月) 4505人 216人 4.8%
第32回(2009年8月) 4885人 230人 4.7%
第31回(2009年1月) 4329人 272人 6.3%

試験の難易度は高く、学習期間は少なくとも半年以上は必要なレベル。
独学で合格する人も少なくないが、合格率も低く難易度が高いため、スクール活用も視野に入れておきたい。

学科一般・専門のいずれか、または両方に合格した受験者については、申請により合格発表日から1年以内に行われる当該学科試験が免除されます。
気象業務に関する業務経歴、又は資格を有する受験者は、申請により学科試験の一部又は全部が免除になります。

仕事内容は?

アナウンサーならお天気キャスターなどの職業がありますが、一般の人はなかなか仕事に結びつく事は少ない。
気象情報は365日24時間必要であるため、気象庁など公務員系の職場に勤務したとしても休日が不定期になる事も。
もちろん民間の気象関連会社でも365日24時間の不定期勤務であり、なかなか休みが取りにくい職場環境ではあるようです。
あくまで予報・予想なので、外れてしまう時もありますが、そんな時には苦情の電話がかかってくることもあるとか。

収入は?

お天気キャスターになれたならそれなりの高収入が期待できるかもしれません。
契約社員、週4日勤務で、テレビで活躍する気象予報アナウンサーの月給が20万〜30万円とのデータもあります。

趣味で受験する人も多く、ほとんどの人にとって収入への影響は少ない。
需要は少なく、他の資格のように独立などは不可能。
気象予報は基本的にお金に結びつきにくく、気象予報士の資格・能力が生きるとすればなんらかの関係会社に所属してから。

将来性は?

今もこれからも必要な人だけの資格。
最近は、局地的な天気予報の需要がケーブルテレビやインターネット上で増加し、気象予報士の需要が増えるのではないかとの見方もあります。

就職について アナウンサー志望の人なら取得後、就職に生かす事ができますが、それ以外で直接就職に結びつくケースは少ない。
気象関係民間企業、テレビ局、ラジオ局や気象庁など公務員系に就職希望の人には役に立つかも。
天気の状況が仕事に直接影響するレジャー関係の会社や、海運関係の会社でも多少の需要あり。
それ以外はほとんど趣味の資格になるでしょう。
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-更新12-11-01 -チェック14-05-01