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資格ガイド公務員か行の資格>国税専門官

国税専門官

資格区分 公務員
受験資格 1.受験年4月1日の時点で21歳以上30歳未満の者
2.受験年4月1日の時点で21歳未満の者で次に掲げる者
  • @大学を卒業した者、又は翌年3月までに卒業見込みの者
  • A人事院が@に掲げる者と同等の資格があると認める者
試験日 -平成25年度-
第1次試験 6月9日
第1次試験合格発表 7月2日
第2次試験 7月16日〜7月23日のうち指定する日
最終合格発表 8月21日
申込期間 4月1日〜4月11日
試験会場 全国各地
試験科目 【第1次試験】
◇基礎能力試験(多枝選択式)
◇専門試験(多枝選択式)
◇専門試験(記述式)

【第2次試験】
◇人物試験
◇身体検査
受験料 0円
問い合わせ先 国税庁
国税専門官
合格体験記
不合格体験記
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国税専門官詳細
資格情報

国税専門官とは国税局に勤務している税金のプロフェッショナル。
国税専門官とは以下の3職種の総称で、国税の徴収や申告指導などを行う職業です。
◇国税調査官
◇国税徴収官
◇国税査察官

中でも、国税徴収官は女優の井上真央さん主演のドラマ「トッカン 特別国税徴収官」でクローズアップされたことで知名度が高まった職種です。

国税専門官採用試験は国税専門官を採用するための大卒程度(国家公務員採用一般職試験(大卒程度))の試験で、キャリア組(幹部候補)ではありません。
重要なポストである国税庁や地方支分部局の管理職は、国税専門官ではなく、財務省・国税庁採用のキャリア組が占めています。

女性の採用数も多く、女性にも人気のある公務員試験。
国税専門官として23年間働くと税理士になることができます。

難易度は?

試験は大学卒業程度で、難易度としては国家公務員採用一般職試験(大卒程度)と同程度。
例年、倍率は10倍程度。
採用人数は例年1000人前後と比較的他の公務員試験よりも採用者数は多い。
とはいえ、簡単な試験ではない為、しっかりと年単位の対策が必要。
例年、国税専門官の試験日は労働基準監督官の試験日と重なっているため、同時に受験することはできません。

採用後は税務や会計などの専門知識を習得するため税務大学校(埼玉県和光市)での約3ヶ月間の研修があります。

【国税専門官採用試験の合格率・倍率】
  申込者 合格者 合格率 倍率
平成24年度 19074(5767) 1662(487) 8.7% 11.4
平成23年度 19616(6183) 1916(570) 9.7% 10.2
平成22年度 20022(6231) 1988(588) 9.9% 10.0
平成21年度 16833(5295) 2307(748) 13.7% 7.2
平成20年度 15256(4703) 2623(793) 17.1% 5.8
*()は女子
仕事内容は?

国税専門官の業務には主に3つの職名、職種があります。

◇国税調査官
所得税や法人税、消費税など、納税の義務のある個人や会社を訪問し、申告の指導や適正な申告が行われているかの調査を行う。

◇国税徴収官
納税に関する指示を行う。
また、指定された期限までに納付されていない税金の督促や滞納処分などを行う。

◇国税査察官
裁判官からの許可状を得て、悪質な脱税の疑いがある者に対しての捜索や強制調査を行う。
不正が発覚した場合は刑事罰を求めるために告発を行う。
国税査察官は映画マルサの女で有名な業務。

霞ヶ関の本庁勤務になることもありますが、異動は3年〜5年、原則として採用局管内に限られています。

収入は?

国家公務員の平均年収は約660万円。
国税専門官は給与が10%程度高く設定されているため他の行政職よりも恵まれた収入状況。

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-更新13-02-01 -チェック14-02-01