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資格ガイド公務員は行の資格>防衛省職員T種

防衛省職員T種

資格区分 国家公務員
受験資格

-平成23年度-
1.昭和53年4月2日〜平成2年4月1日生まれの者
2.平成2年4月2日以降生まれの者で、以下の者
(1)大学を卒業した者、又は翌年3月までに卒業見込みの者。
(2)防衛省が(1)と同等の資格があると認める者。

試験日 -平成23年度-
第1次試験 5月8日 
第1次試験合格発表:6月3日
第2次試験:6月中旬の指定する日
最終合格発表:7月1日
申込期間:4月1日〜4月11日
試験会場

第1次試験:札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・広島市・福岡市・嘉手納町
第2次試験:東京都

試験科目

-第1次試験-
・教養試験
・専門試験
・論文試験

-第2次試験-
・口述試験
・身体検査

受験料 0円
問い合わせ先 防衛省・自衛隊
防衛省職員T種
合格体験記
不合格体験記
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防衛省職員T種詳細
資格情報

防衛省職員採用T種試験は防衛省の職員の採用試験。
防衛省職員採用T種試験での採用者は防衛省の上級職員として技術系の業務を遂行します。

防衛省職員採用試験二種・三種には技術職(技官)・行政職(事務官)の両職での採用がありますが、防衛省職員一種採用試験は技術系の研究職のみの採用で、行政職と研究職以外の技術系職員は国家一種採用試験合格者から採用されています。
防衛省一種の事務系、一部の研究職以外の技術系職員を希望する場合は、国家一種試験を受験する必要があります。

難易度は?

試験は第1次試験と第2次試験があります。
【第1次試験】
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-教養試験-
公務員として必要な一般的知識および知能についての筆記試験(多岐選択式)

-専門試験-
各試験区分に応じて必要な専門的知識及び技術などの能力についての筆記試験。

-論文試験-
課題に対する総合的な判断力、思考力及び表現力についての筆記試験。
-------------------------------------------------------------------------

【第2次試験】
-------------------------------------------------------------------------
-口述試験-
人柄、対人的能力などについての個別面談。

-身体検査-
主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む)、尿、その他一般内科系検査。
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防衛省職員T種試験は、国家T種と同程度の難易度。
かなりの難関試験だといえるでしょう。

-防衛省職員T種の合格率・倍率-
平成22年度 申込者:388(37) 合格者:35(0) 合格率:9.0% 倍率:11.1
平成21年度 申込者:409(40) 合格者:28(1) 合格率:6.8% 倍率:14.6
平成20年度 申込者:380(42) 合格者:38(1) 合格率:10% 倍率:10.0
平成19年度 申込者:615(57) 合格者:45(7) 合格率:7.3% 倍率13.7
*()は女性。

公務員試験全般にいえることですが、独学での受験は厳しめで、公務員資格スクールを活用する人が多いようです。

仕事内容は?

日々訓練に励むのは「自衛隊の自衛官」であり、防衛省職員は自衛隊のように武器を持って訓練する事はありません。
自衛官は別名「制服組」と言われ、防衛省職員は「背広組」と言われています。
自衛官と防衛省職員は同じグループではありますが、その職務内容は全く異なります。

防衛省、国家防衛に関しての様々な業務を遂行します。
具体的には事務官が行う単純な一般事務から、技官が行う航空、建築関連等の技士、行政職、語学力を生かした国際関係職、等さまざま。
その他にも武器の研究、開発をしたりもします。

出世に関してもほとんど国家一種などと同じで 一種=防衛施設庁の幹部として。
防衛施設庁の幹部(廃止)には防衛省職員採用試験一種出身者が、防衛省本省の幹部は国家一種で採用されたいわゆるキャリア組がなることが多いようです。

防衛省職員は全国採用。
異動は2年〜3年のサイクルで行われ、全国にある関係機関で勤務します。

収入は?

防衛省職員は公務員です。
給与は国の規定によって支給され、収入状況は安定しているといえるでしょう。

-平成21年度-
大学院博士修了
研究職棒給表:276822円

大学院修士修了
研究職棒給表:243828円

大学卒
研究職棒給表:227916円

この他に、通勤手当等の各種手当て、ボーナスなどが支給されます。

就職について

他の公務員試験と同様に、合格=採用とはなりません。
つまり、合格したとしても採用されないこともあります。
採用に関しては、合格者の中から成績や、希望勤務地、希望職種などから総合的に判断されるそうです。
採用機関には、装備施設本部、技術研究本部、海上自衛隊などがあります。

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-更新11-03-01 -チェック14-03-01