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公認ホームインスペクター資格試験

資格区分 民間資格
受験資格 年齢、性別、学歴等に関係なく、誰でも受験可能。
ただし、登録が可能な者は合格者のうち協会が定める欠格事由に該当しない者。
試験日

【2012年度】
試験日:11月4日
合格発表:12月4日
申込期間:7月5日〜9月15日

試験会場 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡
試験科目 主に既存の木造住宅、マンションの専有部分の「ホームインスペクション」(住宅診断)を行うために必要な範囲となります。

1.住宅に関わる建築の法規や実務範囲のガイドラインに関すること。
(建築基準法、建築士法、住宅の品質確保の促進等に関する法律)
2.主に木造住宅、マンションの構造部材等の名称に関すること。
3.住宅の給排水、衛生、空調、電気設備に関する呼称や一般的な仕様に関すること。
4.木造住宅、マンションの施工に関すること。
5.木造住宅、マンションの劣化の判断に関すること。
6.調査・診断方法に関すること。
7.マンションの管理に関すること。
8.報告書の作成に関すること。
9.一般的な住宅の売買・取引の形態や契約に関すること。
10.業務に関するコンプライアンス、モラル、マナーに関すること。

※出題根拠は、2012年4月1日現在で施行されている法令による。
受験料 12000円
問い合わせ先 日本ホームインスペクターズ協会
TEL:03-6403-7828(平日9:00〜17:30)
FAX:03-6403-7899
E-mail:exam(a)jshi.org
*(a)を@に変えて送信
公認ホームインスペクター資格試験
合格体験記
不合格体験記
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公認ホームインスペクター資格試験詳細
資格情報

公認ホームインスペクター(住宅診断士)は主に中古住宅の売買に際して、住宅の劣化診断に関する専門知識を有する第三者として、住宅を診断します。
建築士資格とは異なり、劣化診断という専門分野に絞った、より専門性の高い資格。

試験では、既存住宅(主に木造一戸建て)の流通にかかわる住宅の状態を診断するために必要な建物と不動産流通の知識、診断のための検査方法、報告書作成、ホームインスペクターとしての振る舞いなど実務に支障を来さない一定の知識や見識があるか、が問われる。

一級・二級建築士など建築関連業の受験者が多い。
受験者層は、建築・設計、施工、住宅メーカー、設備、住宅診断、不動産、金融関係など様々。
資格を取得し、公認ホームインスペクターとして登録すると、既存住宅に対しての情報を共有することができます。

難易度は?

試験は90分・50問・択一式で行われ、建築知識だけでなく、不動産取引や倫理など、全体的にバランスの良い理解が求められます。

2009年に行なわれた第1回試験の合格点は39点(50点満点)、合格率は18.92%でした。1回目に関しては、参考図書などが無かったため、 合格率は低めでしたが、2010年の2回目は過去問も含めた参考図書が販売されてるため合格率は25.2%にあがりました。

【公認ホームインスペクター資格試験(住宅診断士)の合格率】
  受験者 合格者 合格率
第3回
2011年9月
857人 220人 25.7%
第2回
2010年11月
667人 168人 25.2%
第1回
2009年11月
983人 186人 18.9%
仕事内容は?

「ホームインスペクション(住宅診断)」とは、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務。
目視による屋根、外壁から室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断を行う。
州によって異なりますが、米国では取引全体の70〜90%の割合でホームインスペクションが行われています。

収入は?

ホームインスペクション費用としては1件あたり50000円〜程度。
ホームインスペクション(住宅診断)を行っている会社のホームページ等でその価格を知ることができる。

将来性は?

住宅購入前に、住宅の劣化具合や欠陥の有無、購入後のコストなどについて調べておくことは、安全で安心できる住宅購入のためには必須です。
欧米では、すでに常識のホームインスペクション(住宅診断)は、近年になって日本でも急速に根付き始めており、これから広く普及していくことが予測されています。

ホームインスペクションは、国土交通省による「中古住宅・リフォームトータルプラン」や「不動産流通市場活性化フォーラム」においても中古住宅市場活性化に重要な仕組みとして位置づけられました。

就職について

個人で独立開業する人や、ホームインスペクションを行っている会社とパートナー契約を結んで仕事をする人など。

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-更新12-06-01 -チェック14-06-01