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資格ガイド不動産・建築系資格あ行の資格>一級建築士

一級建築士

資格区分 国家資格
受験資格 ・大学の建築・土木課程を修了し2年以上の建築に関する実務経験者。
など。
詳細はこちら
試験日

-平成24年度-
学科 7月22日
設計製図 10月14日
合格発表 12月20日

◇申込期間
インターネット 4月16日〜4月26日
受付場所による受験申し込み 5月7日〜5月14日

試験会場 全国各地
試験科目

-学科の試験-
学科T:計画
学科U:環境・設備
学科V:法規
学科W:構造
学科X:施工

-設計製図の試験-
あらかじめ公表された設計課題についての設計製図

受験料 19700円
問い合わせ先 JAEIC
一級建築士
合格体験記
不合格体験記
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一級建築士詳細
資格情報

建築士は住宅や公共施設など建築物の設計・工事管理を行う建築の専門家。
主な建築士の資格には一級建築士・二級建築士・木造建築士の3つがあり、取得した資格によって設計管理・工事監理できる建築物の規模が異なります。

一級建築士を取得すれば、全ての建築物の設計・管理が可能となります。

難易度は?

一級建築士試験には学科試験と設計製図の試験がある。
一級建築士の総合合格率は10%程度と難易度は高い。
難易度は二級よりかなり上がり、資格スクールを活用する人も多い。

【一級建築士試験の合格率】

  受験者 合格者 合格率
学科 32843人 5171人 15.7%
製図 11202人 4560人 40.7%
  平均年齢:32.2歳
男女比 男:78.7% 女:21.3%
総合合格率
11.7%

平成22年度 受験者 合格者 合格率
学科 38476人 5814人 15.1%
製図 10705人 4476人 41.8%
  平均年齢:32.7歳 
男女比 男:80.9% 女:19.1%
総合合格率
10.3%

平成21年度 受験者 合格者 合格率
学科 42569人 8323人 19.6%
製図 12545人 5164人 41.2%
  総合合格率:11.0%

平成20年度 受験者 合格者 合格率
学科 48651人 7364人 15.1%
製図 9935人 4144人 41.7%
  総合合格率:8.1%
仕事内容は?

建築物の大きさに制限のある二級建築士とは異なり、一級建築士はあらゆる大きさの建築物に関わる事ができます。
建築士はクライアントからの依頼に応じて構造や予算、デザインなどを総合的に考慮しながら建築物の設計をし、工事監理を行います。
その他にも建築の確認申請など業務内容は多岐にわたります。
家をただ設計し、作るだけでなくバリアフリーに重点を置いた住宅や、デザインに優れた建築物を作れるように他の資格(福祉住環境コーディネーターなど)や能力(デザイン能力)があれば需要は多い。

収入は?

一級建築士の平均年収は約550万円。
他の業界同様に所属する企業や事務所の規模によって収入は上下し、大きな企業であるほど収入は多く、数人程度の規模の事務所になると収入は低い傾向にあります。
収入を一番に考えるなら大手の企業に就職したい。

就職について

就職先としてはゼネコン、ハウスメーカー、設計事務所など建築関係全般。
実務経験が豊富であった方が当然ながら就職、転職はしやすい。
独立も考えられる資格ですが、昨今の不況の影響で経済的に安定した独立は、なかなか厳しいようです。
一級建築士の取得者数は30万人を超えており、業界では標準的な資格。
評価対象にはなりますが、取得者数が多いため就職に対する大きな効力は期待できないとか。

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-更新12-04-01 -チェック14-04-01