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インテリアプランナー

資格区分 民間資格
受験資格 試験年度の4月1日の時点で20歳以上の者
試験日 -平成23年度-
試験日:11月20日
合格発表:2月16日
申込期間:7月29日〜9月22日
試験会場 札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、京都府、大阪府、広島市、福岡市
試験科目

【学科試験】
・インテリア計画
・インテリア装備
・インテリア施工
・インテリア法規
・建築一般

【設計製図試験】
・ 設計主旨、平面図、断面図、展開図、天井伏図、透視図、一部詳細図、仕上表、家具表 等のうち指定するもの(設計課題は7月に発表)

受験料 学科試験のみ:22050円
設計製図試験のみ:22050円
学科試験、設計製図試験併願:26250円
問い合わせ先 建築技術教育普及センター
インテリアプランナー
合格体験記
不合格体験記
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インテリアプランナー詳細
資格情報

インテリアプランナーとはインテリアプランニングにおける企画・設計・工事監理を行うインテリアに関する知識と技術に習熟した専門家のことをいいます。
インテリアプランナー資格試験は建築技術教育普及センターが開催している検定試験。
インテリアプランナーとしての登録には関連業務での実務経験が必要になります。
登録後はは5年毎の更新が必要です。

インテリアプランナーの登録者数は約1万2千人。その内女性は約2000人です。(2008年度)
合格者はインテリア・設計関係や建築関係の人が多く、年齢的には20代から30代が多い。
合格者の比率は男性6、女性4。合格者の平均年齢は20代後半。
年齢から推測できるように、就職後に取得する人が多い。

よく似た名称の資格にインテリアコーディネーターがあります。
インテリアコーディネーターは家具やカーテン・カーペット、照明器具等のインテリアエレメントの商品選択、総合的な構成等について適切な助言、提案を行います。
インテリアコーディネーターは、カーテンや家具などのインテリアのみに対しての資格であり仕事内容で、インテリアプランナーのように建築士的な要素は少ない。

難易度は?

--学科試験--
--------------------------------------------------------------------------------
・インテリア計画
・インテリア装備
・インテリア施工
・インテリア法規
・建築一般
--------------------------------------------------------------------------------

--設計製図試験--
--------------------------------------------------------------------------------
設計主旨、平面図、断面図、展開図、天井伏図、透視図、一部詳細図、仕上表、家具表 等のうち指定するもの(設計課題は7月に発表)
--------------------------------------------------------------------------------

学習期間はインテリアに関する経験、個人差などで様々ですが、1〜2年程度はかかりそう。
合格した科目は学科試験、専門試験ともに5年間有効であり、ほとんど科目合格制。
独学で合格する人もいますが、何らかの形でスクールを活用する人が多い。
学科試験・設計製図試験を合わせた、インテリアプランナーの最終的な合格率は25%程度。

【インテリアプランナー試験の合格率】
平成21年度 合格率:24.7%(学科試験:72.3% 設計製図試験:26.6%)
平成20年度 合格率:27.5%(学科試験:67.0% 設計製図試験:30.3%)
平成19年度 合格率:28.9%(学科試験:65.7% 設計製図試験:31.2%)  

インテリアプランナーとなるには、インテリアプランナー資格試験合格後に資格登録する必要があります。
登録には試験合格後、学歴・職歴に応じた実務経験が必要。
詳細は建築技術教育普及センター

仕事内容は?

空間設計。
インテリアを構成する商品の選択や、内装自体をプロデュースします。

インテリアプランナーの基本的な仕事は、インテリア空間のあり方を、時代や社会背景を考慮し、機能性、安全性、快適性、経済性を基に、高い技術と感性・経験により提案し、それを実現させるべく活動することです。

実際の業務では施工主との調整などで、現場に出向くことも多く、たくさんの人とのかかわりが出てきます。
その為 、仕事をうまくこなすには、話し上手、聞き上手である必要があるとか。

インテリアプランナーは8割以上が男性。
なぜ、男性が多いのか?
それは、インテリアプランナー資格と密接な関係にある建築士資格取得者や建築業界自体の男性の割合の高さが影響しているため。
業界関係者が資格を取得していたので、男性がインテリアプランナーになることが多かったのです。
しかし、最近のインテリアプランナー資格取得者の3割〜4割程度は女性で、これからは徐々に女性の割合も増えていくと思われます。

収入は?

企業に勤めている場合は若干の資格手当てが出るところもあるようですが、収入は企業次第。
建築士資格などと併せ持っている人も多く、その場合の収入は悪くはない様子。
ちなみに1級建築士の年収は約640万円。

将来性は?

最近はおしゃれなマンション、住宅などが人気を博している為、将来的に伸びてくるかも。
ただ、受験者・登録者数も減少傾向にあり、資格の将来性は若干不透明。

就職について

インテリアプランナーの活躍の場は住宅メーカー、販売店、リフォーム会社、設計事務所など住宅関連全般にわたります。
建築士資格などと併せ持つとより効果が高い。
就職、転職の際は経験した仕事内容、職歴が大事とのこと。

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-更新11-05-01 -チェック14-05-15