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薬剤師

資格区分 国家資格
受験資格 1.大学(短期大学を除く)において、薬学の正規の課程を修めて卒業した者(受験年3月までに卒業する見込みの者を含む)
2. 外国の薬学校を卒業し、又は外国の薬剤師免許を受けた者で、厚生労働大臣が1に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定した者、など
試験日 -第98回-
平成25年3月2日・3日
合格発表:3月29日
申込期間:平成25年1月7日〜1月18日
試験会場 北海道・宮城県・東京都・石川県・愛知県・大阪府・広島県・徳島県及び福岡県
試験科目
科目 問題区分  
必須問題 一般問題
  薬学理論問題 薬学実践問題
物理・化学・生物 15問 30問 15問  
衛生 10問 20問 10問
薬理 15問 15問 10問
薬剤 15問 15問 10問
病態・薬物治療 15問 15問 10問
法規・制度・倫理 10問 10問 10問
実務 10問 - 20問
65問
90問 105問 255問 345問
受験料 6800円
問い合わせ先 厚生労働省
薬剤師
合格体験記
不合格体験記
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薬剤師詳細
資格情報

薬剤師は医師や歯科医師の処方箋に基づいて、調剤や医薬品の供給などを行う職業です。
6年制の薬学部を卒業し、薬剤師国家試験に合格すれば薬剤師になることができます。
以前は、一般の学部と同じ4年間での卒業でしたが、2006年からは医学部同様に6年制に変更されました。
それに伴い受験生の薬学部希望者が減少傾向にあります。

薬学部の授業料は高額で私立の場合、総額数百万〜一千数百万ほど必要になります。
国立の場合は総額400万前後。

薬剤師資格取得方法

大学薬学部・薬科大学
(6年制)
矢印
薬剤師国家試験
矢印
薬剤師資格取得
難易度は?

薬剤師国家試験の難易度

薬剤師国家試験の合格率は例年70%程度。
しっかりと対策しておけば合格は難しくない試験です。
女性が6割を占めます。

薬剤師国家試験の合格率は、国立大学よりも私立大学の方が高い傾向にあります。
偏差値の高い国立大学の方が合格率が低くなるとは不思議な話ですが、理由は簡単なもので、私立大学は薬剤師国家試験の合格率を売りに受験生を獲得しようと考えているため、現役学生の授業に受験対策を組み込んでいる大学が多いのです。
その結果、私立大学の合格率が高まるというわけです。

中には最終学年時、試験対策にみっちりと1年間を使い、規定の成績に達しない学生は国家試験を受験させない大学もあります。

反対に、国立大学は学生の自主性に任せているところが多く、その上、国立大学の学生は研究の為に大学院に半数以上が進学するため、合格率は私立に比べると低くなるそうです。

【薬剤師国家試験の合格率】
    受験者 合格者 合格率
第97回
(平成24年)
全体 9785名 8641名 88.31%
4199名 3563名 84.85%
5586名 5078名 90.91%
第96回
(平成23年)
  3274名 1455名 44.44%
第95回
(平成22年)
  6720名 3787名 56.35%
第94回
(平成21年)
  15189名 11300名 74.40%
仕事内容は?

薬剤師の主な職場には、病院、調剤薬局、ドラッグストア、製薬会社などがあります。

病院・調剤薬局・ドラッグストアでの主な作業には以下のものがあります。
◇医師から患者さんが受け取った処方箋をもとに医薬品をそろえて提供する調剤業務。
◇患者さんからの相談に応じ、症状や状態から適切な薬品を紹介する。

製薬会社での主な作業には以下のものがあります。
◇MR(医薬情報担当者)として医薬品営業を行う。
◇新薬の研究開発、治験などを行う。

製薬会社に勤務する場合は、主にMRとしての仕事に従事する事が多い。
※MRとは医師や歯科医師など医療関係者に対して品質や安全性など医薬品に関する情報の提供を行う人のこと。自社の薬を売り込むための営業マン。
MRは各地の病院に出向き、医師や関係者に薬の紹介を行います。
MRはとても忙しいことで有名な職業です。

薬剤師の勤務状況

勤務時間は日勤が主で、休日は一般的には土日休みの週休2日制が多いようですが、勤務する病院や薬局によって異なります。
調剤薬局やドラッグストアではシフト制を採用しているところもあります。

将来性は? 登録販売者の出現によって薬剤師の職場が減少傾向にある上、薬学部が数多く新設されたことによる薬剤師増加の影響で、そう遠くない将来、薬剤師の過剰問題が発生するといわれています。
将来的には多少の不安点も。
収入は? 薬剤師の平均年収は約500万円。
製薬会社に勤務する場合は700万円程度が平均的。
薬剤師の収入状況は良好といえます。
就職について 主な職場には、調剤薬局、病院、ドラッグストア、製薬会社など。
病院や調剤薬局などは女性の割合が高く7割方女性ですが、製薬会社の場合は男性がほとんど。
現在の就職状況は良好で、薬剤師資格を取得すれば、この不況の中でも就職に著しく困るということはないでしょう。
短時間の勤務の高時給パートの需要も多く、女性が取得しておけば結婚後には都合の良い資格といえます。
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-更新12-09-01 -チェック14-04-01