資格区分 |
国家資格 |
受験資格 |
◇4年制の管理栄養士養成施設を卒業し栄養士免許を取得した者。
◇2年制の栄養士養成施設を卒業し、栄養士免許を取得した後、指定された施設において3年以上栄養の指導に従事した者。
◇3年制の栄養士養成施設を卒業し、栄養士免許を取得した後、指定された施設において2年以上栄養の指導に従事した者。
◇4年制の栄養士養成施設を卒業し、栄養士免許を取得した後、指定された施設において1年以上栄養の指導に従事した者。
詳細は厚生労働省 |
試験日 |
-第26回-
試験日:平成24年3月18日
合格発表:平成24年5月7日
申込期間:平成24年1月6日〜1月13日 |
試験会場 |
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県、沖縄県 |
試験科目 |
・社会・環境と健康
・人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
・食べ物と健康
・基礎栄養学
・応用栄養学
・栄養教育論
・臨床栄養学
・公衆栄養学
・給食経営管理論 |
受験料 |
6800円 |
問い合わせ先 |
◇厚生労働省
◇日本栄養士会
◇全国栄養士養成施設協会 |
管理栄養士
合格体験記
不合格体験記 |
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管理栄養士詳細 |
資格情報 |
管理栄養士は栄養士と同様に病院や給食センターなどに勤務し、栄養学の知識をもとに、栄養バランスを考慮した献立を作成したり、栄養・食生活に関する指導や助言を行う職業です。
管理栄養士は栄養士の上級資格であり、栄養士よりも仕事内容に専門性が要求され、責任のある立場につくことが多い。
栄養士、管理栄養士の95%が女性です。 |
難易度は? |
管理栄養士には、栄養士免許を取得後、受験資格を満たし、管理栄養士国家試験に合格すればなることができます。
受験資格を得るには管理栄養士養成施設からと栄養士養成施設からの2つのルートがあります。
【1】
管理栄養士養成施設(修業年限4年)を卒業すれば、栄養士免許を取得でき、同時に管理栄養士国家試験の受験資格も得られます。
その後、国家試験に合格すれば管理栄養士資格が取得できます。
【2】
栄養士養成施設を卒業し、栄養士免許を取得した場合は、その養成施設の修業年限に応じて実務経験を積む必要があります。
◇養成施設修業年限2年→実務経験3年以上
◇養成施設修業年限3年→実務経験2年以上
◇養成施設修業年限4年→実務経験1年以上
実務経験の受験資格を満たせば、管理栄養士国家試験を受験することができ、合格すれば管理栄養士資格が取得できます。
管理栄養士
養成施設
4年制
(専門学校・大学) |
栄養士養成施設
2年制
(専門学校・短大) |
栄養士養成施設
3年制
(専門学校) |
栄養士養成施設
4年制
(専門学校・大学) |
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
栄養士資格取得 |
↓
↓
↓ |
↓ |
↓ |
↓ |
実務経験3年以上 |
実務経験2年以上 |
実務経験1年以上 |
↓ |
↓ |
↓ |
管理栄養士国家試験 |
↓ |
管理栄養士免許取得 |
管理栄養士国家試験の合格率は例年30%前後と結構な難易度。
【管理栄養士国家試験の合格率】
第25回(平成23年) |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
全体 |
21485人 |
8599人 |
40.0% |
管理栄養士養成課程(新卒) |
8014人 |
6526人 |
81.4% |
管理栄養士養成課程(既卒) |
2332人 |
367人 |
15.7% |
栄養士養成課程 |
11139人 |
1706人 |
15.3% |
第24回(平成22年) |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
全体 |
25047人 |
8058人 |
32.2% |
管理栄養士養成課程(新卒) |
7865人 |
6187人 |
78.7% |
管理栄養士養成課程(既卒) |
2465人 |
368人 |
14.9% |
栄養士養成課程 |
14717人 |
1503人 |
10.2% |
第23回(平成21年) |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
全体 |
23744人 |
6877人 |
28.9% |
管理栄養士養成課程(新卒) |
7608人 |
5645人 |
74.2% |
管理栄養士養成課程(既卒) |
1769人 |
152人 |
8.6% |
栄養士養成課程 |
14367人 |
1080人 |
7.5% |
第22回(平成20年) |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
全体 |
22073人 |
6968人 |
31.6% |
管理栄養士養成課程(新卒) |
6955人 |
5607人 |
80.6% |
管理栄養士養成課程(既卒) |
1362人 |
128人 |
9.4% |
栄養士養成課程 |
13756人 |
1233人 |
9.0% |
管理栄養士国家試験の受験資格を得るには、栄養士養成校+実務経験コースと管理栄養士養成校コースがありますが、合格率は大きく管理栄養士養成校コースの方が高い。
◇養成施設一覧 |
仕事内容は? |
管理栄養士は栄養士の上級資格であり、栄養士よりも専門的でより深い知識、能力が必要とされます。
栄養、食に関する総合的な仕事内容になります。
病院での仕事では、患者の健康状態、病状、血液数値等を加味し食事メニューを作成します。
患者の好みを聞き出し、それを考慮して献立を作成することもあり、コミュニケーション能力も必要な職業です。
管理栄養士と栄養士の違いですが、栄養士は厨房などの現場で働くことが多く、管理栄養士は栄養指導や献立作成などのデスクワークが中心となります。
ただ、勤務先の状況によっては、管理栄養士と栄養士の境界線があいまいになっていることも多いそうです。
福祉系の職業ですが、勤務時間は日勤になることが多く、夜勤などはありません。 |
収入は? |
収入は会社や施設によって様々ですが、当然、栄養士よりは高収入。
栄養士の平均年収は350万円程度ですが、管理栄養士の年収はそこから手当が付いて若干増加し年収は約400万円程度。
収入に恵まれている職業とは言えないようです。
低収入が原因で栄養士を辞める人も少なくありません。 |
就職について |
需要に対する栄養士資格取得者の数は多く、栄養士養成施設を卒業し栄養士資格を取得後、栄養士として働いている人は50%に満たない。
栄養士の就職状況は厳しめで、同様に管理栄養士の就職状況も厳しめのようです。
就職先は保険所、病院や学校の給食センター、行政施設、企業の食堂施設、スポーツクラブ、老人福祉施設など多岐にわたります。 |
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