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ホームヘルパー(訪問介護員)

資格区分 公的資格
受験資格 制限なし
1級のみ2級ヘルパーとして実務経験1年以上
試験日  
試験会場 全国自治体
試験科目  
受験料  
問い合わせ先 各自治体
各民間養成機関へ
ホームヘルパー
(訪問介護員)
合格体験記
不合格体験記
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ホームヘルパー(訪問介護員)詳細
資格情報

ホームヘルパーとは、日常生活を営むのに支障のある高齢者や障害者の家庭を訪問し、家事や身の回りのお手伝いをする人のことを言います。
訪問介護員とも呼ばれます。

ホームヘルパーの資格は講習を受講すれば取得できる資格です。
1級:230時間
2級:130時間
3級:50時間

2級、3級に受験資格ありませんが、1級は2級ヘルパーとして1年以上の実務経験が無いと受験することはできません。

民間の講習の場合はお金があれば誰でも受講できますが、無料・格安の自治体の講習は抽選になる事が多いようです。
民間のホームヘルパー2級講座で10万円前後が平均的。

仕事内容は?

高齢者や身体障害者の家庭を訪問し、洗濯や炊事など日常生活全般の補助をします。
仕事内容には、大きく分けて「家事援助」と「身体介護」の2つの分野があります。
「家事援助」:家事に関しては、食事の調理はもちろん買い物や掃除、洗濯なども行います。
「身体介護」:身体介護や排泄介助、食事介助、リハビリの介助、通院介助、体位交換など。

身体を自由に動かせない方が相手になるので、なにかと大変なことも。
精神的にも不安定な状態の高齢者の担当になることもあり、気苦労も多いとか。

人間と人間が深く関わり合うためトラブルはつきもの。
利用者によるセクハラ問題やあの人とは人間的に合わない、など、介護以外の問題も出てきやすいそうです。
懐の広い人が向いている職業なのかもしれません。
仕事をやり遂げるには強固な精神力、他人に素直に奉仕できる心構えが必要でしょう。

勤務時間は、勤務先次第ですが、日勤だけの職場が多い。
24時間介護が必要な人を担当するケースもあり、勤務時間は不規則になることも。
早朝勤務・深夜勤務がある職場もあります。

収入は? 残念ながらあまり良くない現状・・、ホームヘルパーの平均年収は約280万円。
ホームヘルパーの仕事はパート・アルバイト契約が多く、十分な収入は期待できません。
将来性は?

高齢化社会を迎えるにあたり需要が増えるのは好材料。
ホームヘルパー資格をステップアップとして、更なる上級福祉系資格(介護福祉士など)を取得したいところ。
とにかく介護福祉士を目指そう。

就職について

2級以上の取得者であれば就職(主にパート)に困ることはないでしょう。
採用されるのは2級以上取得者の場合が多く、3級を取得してもあまり相手にされないのが現状。
(3級は家事援助しかできませんが、2級以上であれば身体介護や移動介助など幅広く対応できるため)
力仕事が多いこともあり、年齢的には若い方が重宝されます。

就職先としては様々な福祉団体、企業に勤めることができます。
社会福祉協議会や老人ホーム、民間介護会社、NPOなど数を挙げればきりがありません。
それほど需要の多い職業で、介護業界は慢性的な人手不足で深刻な状況です。

アルバイトやパートの募集ならたくさんありますが、正社員の需要は少なく一生の職業として考えるには少し頼りない資格。
職業として考えるなら、ホームへルパーをジャンプ台に更なる上級資格(介護福祉士など)を目指したい。

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-更新12-04-01 -チェック14-04-01