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言語聴覚士(ST)

資格区分 国家資格
受験資格

・大学に入学することができる者、その他その者に準ずるものとして、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した言語聴覚士養成所において、3年以上言語聴覚士として必要な知識及び技能を修得した者(受験年3月までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む。)

その他の詳細な受験資格はこちら

試験日 【第14回】
平成24年2月18日
合格発表:平成24年3月28日
申込期間:平成23年11月21日〜12月9日
試験会場 北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県
試験科目 ◇基礎医学
◇臨床医学
◇臨床歯科医学
◇音声・言語・聴覚医学
◇心理学
◇音声・言語学
◇社会福祉・教育
◇言語聴覚障害学総論
◇失語・高次脳機能障害学
◇言語発達障害学
◇発声発語
◇嚥下障害学
◇聴覚障害学
受験料 35700円
問い合わせ先 厚生労働省
日本言語聴覚士協会
PMET
言語聴覚士(ST)
合格体験記
不合格体験記
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言語聴覚士(ST)詳細
資格情報 言語聴覚士とは言語や聴覚に障害がある人に対して、その機能の維持向上のために指導や助言を行う職業です。
言語聴覚士国家試験に合格すれば資格が取得でき、言語聴覚士になることができます。
言語聴覚士(ST)は女性の比率が比較的高く約8割が女性。
難易度は?

言語聴覚士国家試験の受験資格は複雑です。詳細は厚生労働省に掲載。

養成校には大学、短大、専門学校があり、難易度は様々。
言語聴覚士養成校一覧
言語聴覚士(ST)国家試験の合格率は例年50%以上で、しっかりと対策しておけばそれほどの難易度ではありません。

【言語聴覚士国家試験の合格率】
  受験者 合格者 合格率
第14回(平成24年) 2263人 1410人 62.3%
第13回(平成23年) 2374人 1645人 69.3%
第12回(平成22年) 2498人 1619人 64.8%
仕事内容は?

言語聴覚士は病気やケガなどによって聴覚や言語機能に障害を持つ人に対して、その機能回復や向上のための訓練と検査を行います。
医師の指示のもとに、現在の状態を検査し、その結果をもとに患者さんにあったリハビリを行います。

患者さんは話したくても、思いが上手に表現できない人達ばかり。
そんな人達の気持ちを理解してあげられる、優しい人に向いている職業といえるかもしれません。
基本的には患者さんとの1対1でのお仕事になり、人として基本的なコミュニケーション能力が何よりも重要です。

割合としては高齢者が多いのですが、障害を持った子どもから、脳卒中の後遺症で言語障害がでてしまった高齢者まで全ての年代が対象になります。

勤務先には病院、リハビリテーションセンター、福祉施設、養護学校などがあります。
中でも、病院のリハビリテーション関係の需要が多い。

勤務時間は日勤がほとんど。
突発的な仕事や残業なども少なく、働きやすい職業といえます。
土曜日は勤務先の状況次第ですが、日曜日・祝日は基本的に休みのケースが多い。

収入は?

就職した場合の初任給は約20万円と普通のサラリーマン程度の収入。
年収は勤務先によってさまざまですが、高収入が期待できる職業ではありません。
就職先には公立の病院など公的機関も多く、その場合は公務員としての収入となります。
独立するケースもありますが、まだまだ世間に認知されておらず簡単なものではないようです。

将来性は?

これからは、高齢者が増加する事で需要の増加が予測されています。

就職について

言語聴覚士の勤務先は病院施設、福祉施設全般にわたりますが、言語聴覚士の役割を重要視している病院や福祉施設は少なく、理学療法士などに比べると求人数は少なめ。

一般的な就職状況と似ていて、専門学校・短大卒業者よりも大学卒業者の方が採用率が良く、より難しい方の進路を選んだ方が、後々都合が良いとか。

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-更新12-04-01 -チェック14-09-01