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全養協日本語教師検定

資格区分 民間資格
受験資格 誰でも受験可能
試験日 【第8回】
2013年1月20日
合格発表:2013年3月中旬
申込期間:2012年10月1日〜12月17日
試験会場 国内:札幌・仙台・東京・横浜・静岡・名古屋・京都・大阪・岡山・福岡・沖縄
海外:オーストラリア(シドニー)・中国(大連)
試験科目 ・試験T
・試験U
受験料 6000円
問い合わせ先 全養協日本語教師検定
全養協日本語教師検定
合格体験記
不合格体験記
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全養協日本語教師検定詳細
資格情報

全養協日本語教師検定は日本国内・国外問わず、正しい日本語を正確に教えるために必要な知識と技能を測る検定試験です。

現在、日本語教師に関連する検定試験は、【全養協日本語教師検定】と【日本語教育能力検定試験】の2つが実施されています。
日本語教育能力検定試験では、日本語教育の背景や日本と世界の文化など日本語教育に関する総合的な知識が求められますが、全養協日本語教師検定は現場の担当教師からの情報をもとに検定が運営されているため、より実務に即した実践的な能力が求められる試験になっています。

受験者の7割以上が女性で男性の割合は少なく、20代・30代の受験者が半分以上を占めています。
日本だけでなく、オーストラリアのシドニーでも受験が行われています。

難易度は?

全養協日本語教師検定にはマークシート方式の試験Tと映像を見て問いに答える記述式の試験Uがあります。

【試験T】
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教育現場で求められる、日本語のルール、教授法、授業展開などに関する専門的な知識を中心に問う客観テスト(選択式問題)
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【試験U】
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初級並びに中上級レベルの教室活動をビデオで視聴し、教授活動等にかかわる問題点を記述されることにより、実践的教授技術能力を問う主観テスト (記述式問題)
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合格基準は以下のようにA・B・C・不合格で判定され、総合得点の60%以上で合格となります。
・A判定(合格):80%以上
・B判定(合格):70%以上
・C判定(合格):60%以上
・不合格:60%未満

試験の難易度はそれなりに高く、半年以上の長期的な対策が必要な試験。
各種資格スクールで日本語教師の講座などが開講されています。

【全養協日本語教師検定の合格率】
  受験者 合格者 合格率
第7回
(2012年1月)
217人 142人 65.4%
第6回
(2011年)
298人 97人 32.5%
第5回
(2010年)
359人 187人 52.0%
第4回
(2009年)
341人 176人 51.6%
第3回
(2008年)
345人 170人 49.2%
就職について

日本語教師としての採用条件には以下のいずれか、または両方の条件が求められます。
◇日本語教育能力検定試験取得
◇日本語教師養成講座420時間コースの修了。

日本語教師を目指すなら、この2つの取得を目指したい。
その他には、大学での専攻なども重視されます。
日本語教師募集の詳細

日本語教師養成機関420時間コースとは、「教員養成のための教育内容についての報告」で文化庁が示した方針にそった講座のこと。
多くのスクールで日本語教師養成機関420時間コースは開講されていて、その名のとおり、420時間の学習が必要な長期的な講座です。

日本語教師に対しては正式な教員免許状は交付されていないため、日本語教師養成機関での420時間以上の履修がその能力の証明となっている現状にあります。

現状では、日本語教師の資格としては、全養協日本語教師検定よりも、日本語教育能力検定試験の方が有力な資格のようです。
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国内の日本語学校を審査する機関に、日本語教育振興協会という機関があります。
その機関では教師の資格の一つを「日本語教育能力検定試験合格」としています。
一方、全養協日本語教師検定は、現在そのような資格を与えるものではなく自己啓発的な試験です。 ただ、少しずつですが、この試験を採用の条件や昇給の条件に加える学校も出てきています。 全養協日本語教師検定は、日本語教育能力検定試験と比べると、まだまだ歴史が浅い試験ですが、現場に特化した内容が、どのような国であっても通用する普遍性を持っているため、回を重ねるごとに海外を中心に広まっていくものと考えております。 (全国日本語教師養成協議会HPより)
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収入は? 日本語教師の収入状況は非常勤などの不安定な雇用形態が多く厳しい。
非常勤の場合は時給1500円〜程度が多く、たくさんの需要があれば十分な収入が期待できますが、需要は少ない。
日本語教師募集サイト
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