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観光英語検定試験

資格区分 民間資格
受験資格 制限なし
試験日 -第28回-
試験日:平成25年7月7日
願書受付期間:4月1日〜5月15日
合格発表:8月中旬

-第29回-
1次試験日:平成25年10月27日
2次試験日(1級):平成25年12月8日
願書受付期間:7月1日〜9月18日
合格発表: 1級(1次:12月中旬 2次:平成26年1月下旬) 2級・3級(平成24年12月中旬)
試験会場 全国主要都市
*1級2次試験 札幌・大阪・東京
試験科目
【1級】
以下の範囲での観光、旅行業に必要な実務英語。
-場所-
各種受付(旅行代理店、航空会社等)、空港、駅、ホテル、レストラン、税関、劇場等。
-状況-
苦情と謝罪、誤解と説明、要求と情報提供、予約および変更・キャンセル、電話応対、ガイド、病気、けが等。
-文書等-
手紙、申込書、ファクシミリ、チケット等。
-専門知識-
航空会社・旅行代理店・ホテル等で一般的に使用される略語や専門用語。 
-その他-
世界の国々の文化や習慣、国際儀礼(プロトコール)。

【2級】
予約関連業務、ホテル関連業務、出入国に関する手続き、機内放送等のアナウンス、食事、通貨、交通機関等、観光・ 旅行業に必要となる基本的な英語および英語による日常会話。

【3級】
曜日、時刻、数字(単位含む)、英語の掲示やパンフレット、地名、世界と日本の観光名所、日本の祭りや年中行事また民芸品、あいさつ等、観光・旅行に必要となる初歩的な英語および英語による日常会話。
受験料 1級:10000円 
2級:4500円 
3級:3500円
問い合わせ先 観光英語検定
観光英語検定試験
合格体験記
不合格体験記
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観光英語検定試験詳細
資格情報

近年、海外旅行が容易に可能になったことで、海外へ出国する日本人は増加し、それと同時に日本に観光に訪れる外国人も飛躍的に増加しました。
それに伴って、国内・国外問わず外国人と英語でコミュニケーションをとる機会も増加してきています。

観光英語検定試験は、観光の分野に特化した英語力を身につける事を目的として実施されている検定試験です。
旅行会社の添乗員や通訳として観光分野で活躍したい人、海外への旅行や出張が多い人が外国人とのコミュニケーション能力を高めるために最適な資格。

「TOEIC」や「英検」は日常生活やビジネスで使用する英語力の向上に重点を置いていますが、観光英語検定試験は観光に特化した英語力の向上を目的として実施されています。
そのため、観光客として諸外国を訪れた時の空港やホテルでのやりとりを意識したものや、添乗員として日本人旅行者を引率している状況などを想定した出題内容になっています。
日本と海外でのマナーの違い、観光や旅行時に使用する専門用語など、一般的な英語学習では習得しにくい実際に観光で現地を訪れた時に役立つ内容が出題されます。

試験は1級・2級、2級・3級の3つのレベルに分けて実施されています。
一番難易度の高い1級は約8000語の語彙力が求められ、最低でも2年以上の対策が必要な難易度設定になっています。

難易度は?

語学能力だけでなく、旅行業に関する専門知識も必要とされる為、注意して学習したい。
空港やホテル、ショッピングなど実際のシチュエーションに応じた問題が出題される。
文化の違いや地理、歴史についての問題も出題されます。
問い合わせHPにて、関連書籍の紹介がされています。

【1級】
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1次:筆記・リスニング(マークシート及び記述式)
2次面接は個人面接で行われ、課題を使用した英問英答。
約8000語の語彙力、正確な文法・構文(専修学校修了以上の学習内容を取得している、または、最低2〜3年以上の業務経験がある)の理解度をみる。 
(1)海外で日本人客を接遇し、英語で添乗業務が出来る。
(2)国内で外国人に観光地や名所旧跡等を英語で通訳ガイドが出来る。
(3)国内のホテルや他の場所で外国人に英語で充分な接遇が出来る。
(4)海外における風俗習慣や国際儀礼等の異文化を英語を介して理解、かつ紹介出来る。
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【2級】
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筆記・リスニング(マークシート方式)
約5000語の語彙力、適切な文法・構文(高等学校修了程度の学習内容)の理解度を見る。
(1)海外で個人旅行をする時、個人で旅程を組み、乗り物やホテルの予約、また単独で観光や買物等を英語で対処することが出来る。
(2)国内で外国人に観光地や名所旧跡等を英語で紹介出来る。
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【3級】
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筆記・リスニング(マークシート方式)
約3000語の語彙力、基本的な文法・構文(高等学校中等学年程度の学習内容)の理解度をみる。
(1)海外グループ旅行の時、少数の同僚と一緒に英語を使って行動することが出来る。
(2)国内で外国人に道案内やパンフレット類を英語で説明出来る。
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【観光英語検定の合格率】
第26回 受験者 合格者 合格率
2級 645 378 58.6%
3級 778 431 55.4%

第27回   受験者 合格者 合格率
1級 1次試験 99 63 63.6%
2次試験 56 25 25.3%
2級   766 424 55.4%
3級   1981 1096 55.3%
仕事内容は? 諸外国からの外国人観光客、日本人の諸外国への旅行など語学力を生かし活躍。
当然、外国人と話す事が中心になります。
そのため、文法的な言い回しではなく、口語的な語学力が要求されます。
就職について 観光・旅行系会社、国際的なホテル関係に就職する際には手助けとなってくれるでしょう。
観光英語のみの能力でなく、旅行業務取扱主任者などの資格も取得しておきたい。
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-更新13-02-01 -チェック14-02-01