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潜水士

資格区分 国家資格
受験資格 制限なし
試験日 1月、4月、6月(近畿・中部)、7月、10月
試験会場 ・北海道安全衛生技術センター(北海道恵庭市)
・東北安全衛生技術センター(宮城県岩沼市)
・関東安全衛生技術センター(千葉県市原市)
・中部安全衛生技術センター(愛知県東海市)
・近畿安全衛生技術センター(兵庫県加古川市)
・中国四国安全衛生技術センター(広島県福山市)
・九州安全衛生技術センター(福岡県久留米市)
試験科目 ・潜水業務(30点)
・送気、潜降及び浮上(25点)
・高気圧障害(25点)
・関係法令(20点)
受験料 6800円
問い合わせ先 安全衛生技術試験協会
潜水士
合格体験記
不合格体験記
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潜水士詳細
資格情報

潜水士は業務として潜水する人、例えば、仕事で水中での土木作業に従事する人、ダイビングスクールのインストラクターなどに必要な資格、免許です。
そのため、レジャーでダイビングを楽しむ人には必要ありません。

潜水士というイメージから、実際に水中に入る潜水技術の試験がありそうですが、そのような実技試験はなく筆記試験だけで取得ができます。

資格柄、警察官や消防関係の取得者が多い。
潜水を業務として行う場合には免許を取得しなければなりませんが、レジャーなどで潜る分には必要ありません。
わかりやすく言えば、 ダイビングスクールのインストラクターはこの免許が必要ですが、生徒には必要ありません。

難易度は?

試験は午前、午後の4時間にわたって行われます。
問い合わせ先にて試験問題が公表されています。
試験準備講習会も開催されています。
資格取得者はほとんどが男性。

【潜水士試験の合格率】
  受験者 合格者 合格率
平成23年度 6865人 5291人 77.1%
平成21年度 6162人 4991人 81.0%
平成20年度 6517人 5240人 80.4%
仕事内容は?

漁港や海洋性レジャー設備などの工事の際には水中に潜って作業を行う必要があります。
潜水士の仕事は潜水装備を着用して水中でそれらの作業を行うことです。

仕事の依頼は水中での工事作業だけにとどまらず、時には川の中で殺人に使用された凶器を探したり、時には海の中でサメに出くわしながら海洋調査をしたりと、水中の仕事を幅広く担当します。

収入は?

勤務先や危険度、雇用状況によって収入は様々。
ひとつ間違えれば命にかかわる作業という事もあり、比較的収入面では優遇されているようです。
中には、年収1000万円以上を稼ぎ出す潜水士もいるそうです。

就職について

勤務先は警察や消防署などの公的機関や、海・川に関する企業などが中心になり、ダイビングスクールなどでの需要もあります。
企業に就職せずにフリーの潜水士として活躍している人も。

潜水士の資格は実技なしで取得できるため、潜水士資格だけでの就職は厳しい状況。
ダイビングの経験が豊富であったり、小型船舶操縦士免許やクレーンを使う玉掛け、水中溶接の技能があれば可能性は広がります。

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-更新13-03-01 -チェック14-03-01