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発破技士

資格区分 国家資格
受験資格

1. 学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校において、応用化学、採鉱学又は土木工学に関する学科を専攻して卒業した者で、その後3ヶ月以上発破の業務について実地修習を経た者。
2.発破の補助作業の業務に6ヶ月以上従事した経験を有する者。
3.発破実技講習を修了した者。

試験日 各試験会場年間2回(4月or6月、10月or12月)
試験会場 ・北海道安全衛生技術センター(北海道恵庭市)
・東北安全衛生技術センター(宮城県岩沼市)
・関東安全衛生技術センター(千葉県市原市)
・中部安全衛生技術センター(愛知県東海市)
・近畿安全衛生技術センター(兵庫県加古川市)
・中国四国安全衛生技術センター(広島県福山市)
・九州安全衛生技術センター(福岡県久留米市)
試験科目 ◇発破の方法
◇火薬類の知識
◇火薬類の取り扱い
受験料 6800円
問い合わせ先 安全衛生技術試験協会
発破技士
合格体験記
不合格体験記
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発破技士詳細
資格情報

発破技士は土木工事現場や採石現場、建設現場などで頻繁に行われる「発破」を行うために必要な国家資格。
※「発破」とはダイナマイトなどの火薬類を使用し、爆発させることによって岩盤などを破壊する行為。

発破の作業には、せん孔、装てん、結線、点火、不発の際の残薬点検と処理の業務がありますが、火薬類の取扱いはひとつ間違えれば大事故へと発展してしまうため、専門の知識を持った発破技士有資格者が行います。
※発破技士の他に火薬類取扱保安責任者なども同様の作業を行うことができる。

発破技士は、発破業務に直接携わる技術者として土木工事、採石現場などで活躍しています。

実技経験の無い人や不足している人が受験資格を取得できるように、全国火薬類保安協会によって発破実技講習が開催されています。

難易度は?

試験は2時間で行われます。

【発破技士免許試験の合格率】
  受験者 合格者 合格率
平成23年度 273人 170人 62.3%
平成21年度 403人 218人 54.1%
平成20年度 344人 168人 48.8%

導火線発破技士又は電気発破技士の免許証を有する者は「火薬類の知識」、「火薬類の取り扱い」の科目が免除されます。

仕事内容は? 採石工事や土木工事現場などで、ダイナマイトなどの火薬を使用し、山肌や岩盤を破壊したり、建築物を解体したりします。
大量の火薬類を使用するため、危険が伴う作業になります。
経験に基づく知識が重要な職業。
収入は? 資格手当が支給される事も。
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-更新12-03-01 -チェック14-03-01