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ボイラー技士

資格区分 国家資格
受験資格

【特級】
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1.一級ボイラー技士免許を受けた者
2.大学又は高等専門学校においてボイラーに関する講座又は学科目を修め卒業した者で、その後2年以上の実地修習を経た者。
3.エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)第9条第1項のエネルギー管理士(熱)免状を有する者で、2年以上の実地修習を経た者。
4.海技士(機関1、2級)免許を受けた者。
5.ボイラー・タービン主任技術者(1種又は2種)免状を有する者で、伝熱面積の合計が500u以上のボイラーを取り扱った経験がある者。
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【一級】
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1.二級ボイラー技士免許を受けた者。
2.大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校においてボイラーに関する学科を修め卒業した者で、その後1年以上の実地修習を経た者。
3.エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)第9条第1項のエネルギー管理士(熱)免状を有する者で、1年以上の実地修習を経た者。
4.海技士(機関1、2、3級)免許を受けた者。
5.ボイラー・タービン主任技術者(1種又は2種)免状を有する者で、伝熱面積の合計が25u以上のボイラーを取り扱った経験がある者。
6.保安技術職員国家試験規則による汽かん係員試験に合格した者で、伝熱面積の合計が25u以上のボイラーを取り扱った経験がある者。
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【二級】
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受験資格なし。
誰でも受験可能。

ただし、免許の交付を受けるには以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

1.大学、高等専門学校、高等学校又は中等教育学校においてボイラーに関する学科を修め卒業した者で、その後3ヶ月以上の実地修習を経た者。
2.ボイラーの取扱いについて6ヶ月以上の実地修習を経た者。
3.ボイラー取扱技能講習を修了した者で、その後4ヶ月以上小規模ボイラーを取り扱った経験がある者。
4.エネルギーの使用の合理化に関する法律第9条第1項のエネルギー管理士(熱)免状を有する者で、1年以上の実地修習を経た者。
5.海技士(機関1、2、3級)免許を受けた者。
6.ボイラー・タービン主任技術者(1種又は2種)免状を有する者で、伝熱面積の合計が25u以上のボイラーを取り扱った経験がある者。
7.ボイラー実技講習を修了した者。
8.海技士(機関4、5級)免許を受けた者で、伝熱面積の合計が25u以上のボイラーを取り扱った経験がある者。
9.保安技術職員国家試験規則による汽かん係員試験に合格した者で、伝熱面積の合計が25u以上のボイラーを取り扱った経験がある者。
10.鉱山において、伝熱面積の合計が25u以上のボイラーを取り扱った経験がある者。など
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試験日 特級:平成24年10月2日、年1回
一級:年間6回〜8回程度(地域によって異なる)
二級:月1〜2回(地域により異なる)
試験会場 全国各地。
各安全衛生技術センター。
試験科目 ・ボイラーの構造に関する知識
・ボイラーの取扱いに関する知識
・燃料及び燃焼に関する知識
・関係法令
受験料 6800円
問い合わせ先 安全衛生技術試験協会
ボイラー技士
合格体験記
不合格体験記
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ボイラー技士詳細
資格情報 ボイラー技士は病院やビルなど様々な場所で、ボイラーの点検や安全管理を行う技術者。
特級・1級・2級の3つのレベルがあり、取得したレベルによって作業主任者になれる伝熱面積が異なる。
2級の受験者数は3万人を超えており、各級の中で圧倒的に受験者が多い。
難易度は?

合格率は特級が20%前後、1級が40%前後、2級が50%程度。
合格率からも推測できるように、1級、2級に関しては難易度はさほど高くない。
スクールで対策講座なども開講されていますが、独学での受験者が多い。

ボイラーの実務経験がない場合、2級ボイラー技士免許の取得のために、日本ボイラー協会が行うボイラー実技講習を受講し受験する人が多い。(各都道府県で開催されています)

【ボイラー技士の合格率】
平成22年度 受験者 合格者 合格率
特級 662人 98人 14.8%
1級 8511人 4534人 53.3%
2級 35258人 18028人 51.1%

平成21年度 受験者 合格者 合格率
特級 648人 126人 19.4%
1級 8802人 4111人 46.7%
2級 36694人 19349人 52.7%
仕事内容は? ボイラーの点検や安全管理、取り扱いなど。
上級資格になるほど作業主任者になれる規模が大きくなります。
収入は? 会社によって様々ですが、資格手当てが支給されることも。
基本的に収入増に直結するような資格ではありません。
将来性は? 取得者数はかなり多く有名資格であり、しばらくは今までと変わらず。
ただ、最近はボイラー資格の必要無い小型ボイラーの性能が向上、増加しているため将来的には資格の価値が薄れていく可能性も。
就職について

職場としてはビルを管理する会社ホテル、病院や温泉、銭湯施設など。
ボイラー資格は就職へのアピールポイントにはなるでしょう。
ボイラー技士のみの資格でなく、たくさんある関係資格(ボイラー整備士など)と併せ持つとより効果が高い。
ただ、近年は資格が無くても扱える小型ボイラーの性能が向上し、主流になってきています。
そのため、関連会社での仕事にボイラー資格を必要とされないところも。

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-更新12-03-01 -チェック14-03-01